導電性自己修復マット

導電性自己修復マットは、廃棄物最終処分場などにおける遮水シートの破損時に、汚水の漏洩防止と電気的な監視による破損位置の特定を同時に実現するものです。

従来のように、自己修復マットと導電性不織布の両材料を敷設する必要がなくなり、コストダウンと工期短縮が図れます。

導電性自己修復マット

不織布面の導電性により漏水位置を特定

  • 不織布面のポリエチレン繊維にカーボン繊維を混合した導電性を保持した短繊維不織布を使用することで、均一な電磁場を確保します。
  • 漏洩電流式漏水検知システムによる漏水時の位置特定が可能です。
導電性自己修復マット 断面図

優れた遮水性と耐久性を持った自己修復機能

  • 透水係数k=5×10-11m/s程度の遮水性を確保します。
  • 釘孔などの破損部もベントナイトが膨潤することで遮水性を確保し、シート下での拡散を防止します。
  • 導電性不織布面と織布面に挟み込まれた自己修復機能を発揮するベントナイトは天然無機質であるため、長期にわたり安定した遮水性を維持します。

【従来の遮水構造】

従来の断面構造説明図

【開発技術を用いた遮水構造】

開発技術の断面構造説明図

施工中の雨水接触リスクを低減

  • 自己修復マット敷設後は即日中に上部シート敷設が必要です。従来、自己修復マット施工後に必要であった2工程(導電性マット+上層シート敷設)が、1工程(上層シートのみ)となるため、施工中の自己修復マットの雨水接触リスクを低減します。
敷設状況

シート損傷時の浸出水拡散抑制

  • 導電性自己修復マットの使用で、導電性マットが不要となり、シート損傷時の浸出水拡散を抑制します。
従来の断面構造説明図
【従来】
開発技術の断面構造説明図
【開発】

【室内実験による拡散抑制効果の確認】

試験装置と試験結果。導電性マットが不要となり、浸出水の拡散を抑制できる

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