札幌・大分でのNEDO「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」に協力企業として参画

技術・ソリューション

大林組は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」に採択された、札幌と大分を対象地域とする2件の採択事業に協力企業として参画します。今回は実証に先立つ調査フェーズとして、将来の事業性・経済性などの検証、実証フェーズへの移行判断に必要なデータ取得などを行います。

本事業は、水素社会の実現に向けて、地域資源を活用した水素の製造・貯蔵・輸送・利活用を組み合わせ、地域特性に応じた水素サプライチェーンモデルの構築を目指すものです。

参画する調査事業の概要

対象地域 札幌市、稚内市 大分市、大分県
調査テーマ 北海道内の再生可能エネルギー由来
水素および水素化マグネシウム
を活用した都市型水素利用モデル
(製造・輸送・利用)を確立
するための一体的サプライチェーン構築
に向けた調査
大分市のごみ処理施設
「みどりの森環境センター」
のごみ焼却に伴う副生電力(※1)
を活用し、グリーン水素および
アンモニアを地産地消するサプライ
チェーン構築の実現可能性調査
代表提案者 H2ほっかいどう タカフジ
共同提案者 札幌市、千代田化工建設、TISI、
東京海上日動火災保険、トクヤマ、
ドーコン、みずほ銀行
大分市、大分県
協力企業など 大林組ほか16企業・団体 大林組ほか8企業・団体
調査期間 2026年度 2026年度~2027年度

大林組は、札幌では、マルチ型水素ステーション(※2)を含む高圧水素配送ネットワークの構築可能性について、また、大分では、水素車両の利活用や水素供給・搬送、エネルギーマネジメントについての調査に協力します。

大林組は、これまで培ってきた水素ステーションの整備、水素搬送、需要側での利活用、エネルギーマネジメントなどに関する知見を生かし、2つの調査事業の推進に貢献するとともに、地域特性に応じた水素利活用モデルの構築を通じて、水素サプライチェーンの拡大と水素利用の普及を推進し、脱炭素社会の実現に寄与していきます。

事業概要はNEDOウェブサイトをご覧ください。

  • ※1 副生電力
    ごみ焼却時に発生する熱を利用して発電する電力
  • ※2 マルチ型水素ステーション
    燃料電池車への充てんに加え、建物や設備などにも水素を供給できる多用途型の水素供給拠点